うつを改善するにはネガティブに悩んでいる時間をいかに減らすか
- 2014/1/10
- うつ病の症状
うつなった時に多くの人がしてしまう事の1つとして
気がつくと悩んでいるという事があります。
あなたはどうでしょうか。
ネガティブになるので後悔や自己嫌悪などの考えが浮かびやすいんですね。
私自身もうつの時は延々と悩んでいました。
自分の性格のせいだとか
どこで間違ったのかとか
こんな状態を続けていていいのかとか
これからの人生は真っ暗だとかです。
特に会社を休んで家にいるときなどがひどかったです。
ただ多くの人がやってしまうこの悩み続けるという行為は
うつを悪化させていく影響があるので
軌道修正できると状況を改善することにつながります。
■悩みが心の中で力を持つ
私達の心の中ではたくさん意識を向けたものが力を持ちます。
ネガティブな事ばかりを考えていると
心の中でとても大きな力を持ってしまいます。
頭の中が後悔や自己嫌悪や悩みでいっぱいになり
そうするとうつ状態も悪化します。
この悪循環にはまり込んでいる人がとても多いです。
悩んでいることをずっと考えていると
頭も体もうつ状態をどんどん覚えていってしまします。
体がうつ状態を覚えると理由もなく憂鬱になったりします。
■改善するには
ネガティブな考えが自分の中で力を増した状況を改善していく方法は
悩みの時間をいかに減らせるかです。
つまり悩んでいない時間を
いかに多くつくれるかがポイントになってきます。
どこかには意識を向けないといけない脳の構造なので
楽しいことに意識を向けるのが一番やりやすいと思います。
行ってみたい旅行先とか
こんな風に生きれたら理想なのにと思うような理想像とか
最近やってなかった趣味のこととか
興味があったけどまだ挑戦できてないやりたい事とか
こういった事を考える時間を増やすといいです。
うつになりたての人ならば
これだけで元気になったクライアントさんも何人もおられます。
■最初の一歩は「今日何食べたい?」から
ただ、そうは言っても
自分の中でネガティブな気持ちが膨らんでいる状態だと
楽しむ事を考えてもすぐにそれを打ち消すような考えが浮かんできます。
こういう場合は完璧主義を捨てて
ちょっとしか前向きに考えられなくてもいいやと思って
少しづつ取り組むのがコツです。
完璧主義で取り組むとスグに挫折する場合が多いのでここもポイントです。
そして一番最初は小さな事から始めるとやりやすいです
「今日の夕食は何を食べたいかな?」
から始めてみてはどうでしょうか。
その後は他にも色々楽しめそうな事を探してみてください。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法