間違いだらけのうつ病対策
- 2014/8/5
- うつ病の治療
うつ病対策でよくある間違いについてです。
「あなたは何もできないのだから
ゆっくり休んでなさい」
こんなことを言われたり
態度でしめされたことはありませんか?
こんなふうにされると
何もせずに休んでいようかなあと
思ってしまいますよね。
一見正しいことですが間違いがあります。
うつ病だと集中力も落ちますし
自分を追いつめて
苦しめている原因もあるはずです。
ですから、休んだり
悩みの原因から距離をおいたりも大事です。
ただ、それだけでは不足です。
苦しみを軽くするようにしながら
うつ病で弱った自分の力を
とり戻して行くことも必要なんです。
うつ病から抜け出るためには
抜け出るための力を
取り戻すことも大事なんです。
■やるべきことと、やめるべきこと
うつ病の苦しみを軽くしつつ
自分の力も取り戻すには
やるべきことと
やめるべきことの見極めが大事になります。
まず、やめるべきことは
自分を否定したり責めたりする思考や
自分を追いつめている原因の
近くにいることなどです。
これらをやめて
徐々に楽になっていってほしいと思います。
ただ、それだけではなく
自分の力を取り戻すということも考えると
やるべきことをやる
という必要もあります。
やるべきことは
「自分の心が喜ぶこと」
これが基本です。
喜び、楽しみ、モチベーション、生き甲斐。
こういった感情をもたらすものは
無理をしない範囲でいいので
取り組んでいくのがいいんです。
徐々に増やしていくイメージです。
■力を取り戻すと回復が早い
休んでいるだけよりも
力を取り戻すようなことをした方が
うつ病からの回復も早くなります。
ゆっくり休んでいるというのは
間違いではありませんが
それだけだと
自分自身がどんどん弱くなることがあります。
自分の中から立ち上がる力を
引き出すという視点も必要です。
苦しみの原因からは距離をおき
同時に自分の力を取り戻していく。
この両方がないと
間違いとまではいきませんが
回復が遅れることになります。
心が喜ぶことに取り組んで
自分の力を取り戻すことも
忘れないで下さい。
休んで楽になる
力を取り戻す
この両方が必要です。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法