うつ病のカウンセリングで改善しやすい取り組み方

赤い花びらが沢山の花1りん

うつ病の治療をカウンセリングで行う場合
短期療法であれば
うまくいった場合には
1ヶ月から3ヶ月で改善することになります。

しかし人によっては同じような
カウンセリングをしても
うまくいかない場合があります。

今回はその原因のひとつについて
お伝えします。

大事なのは
完璧主義では取り組まないという事です。

短期で改善する人もいますが
少しづつでも良くなればいい
という姿勢が一番いいと思います。

こういう姿勢でいると
思ったとおりにうまくいかなくても
投げ出さずに継続しやすいからです。

この投げ出さずに継続できるかどうかが
挫折するか改善するかの差になる人もいます。

■コツを理解することも大事

うつ病をカウンセリングで治そうとした場合
いくつかコツのようなものがあります。

完璧主義で取り組まないのも
その一つです。

こういうコツをいくつか理解しておくと
改善する確率があがります。

何かを変えようとした時に
あきらめてしまうのは
完璧主義だからという場合が多いと思います。

うまくいかない場合
完璧を求めると
「やっぱりダメだ」とすぐになりがちです。

このためにあきらめてしまうわけです。

例えば朝早くに起きるようにしようとして
いつもより2時間早く目覚ましをセットしたとします。

それでも2度寝して30分しか早く起きられなかったら
完璧を目指している場合は
ダメだったと思って
取り組みをやめてしまいます。

どうしても「うまくいかなかった部分」に
意識が向くからです。
本当は30分だけでも早く起きられたら
価値のあることです。

完璧主義だと失敗しやすいという意識がなければ
知らず知らずのうちに
うまくいかなかった部分にばかり
意識が向いているかもしれません。

■一番の近道

いそがばまわれ
という言葉とは少し違うかもしれませんが
カウンセリングで短期間で結果を出すためにも
「ちょっとづつでも前進すればいい」が一番近道です。

ちょっとづつ前進と考えていれば
人によってスピードは違いますが
カウンセリングを受けて
1ヶ月から3ヶ月くらいで改善する人が大勢おられます。

途中でやめてしまうと良くはならないので
ちょっとづつ前進という考え方が
うつ病のカウンセリングでの治療では
一番の近道になります。


【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」


など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない

そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。

そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。

自分のペースで取り組んでいくことができます。

⇨自宅で取り組むうつ改善法


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