うつ病が冬になると悪化する人へ
- 2015/11/7
- うつ病の原因
冬というと気分が落ち込む人が多くなる季節です。
カウンセリングを受ける人も冬は夏よりも多い傾向があります。
そんな冬であってもうつ病を悪化させないコツについての紹介です。
寒いと気分が落ち込む理由は?
冬になるとうつ病が悪化したり新たにうつ病になったりする人が多くなるので、冬は気持ちが落ち込みやすい季節だといえます。
ではなぜ落ち込みやすくなるのかというと、それは人それぞれですが色んな気分が滅入る原因が冬にはあるからです。
寒いだけでつらかったりしますし、寂しい雰囲気を感じる人もいるでしょう。夕方はすぐに暗くなるので明るい印象を持っていない人もいます。風邪やインフルエンザなど体調を崩しやすい季節でもあります。
冬というだけで気分が落ち込む原因はほんとに沢山あります。
ではそうなると、冬になるとうつ病が悪化するのはしょうがないことなのでしょうか?
もちろんそんなことはありません、対策はきちんとあります。
気持ちをコントロールしてうつ病の悪化に対応する
冬になると何かしらの理由で気分が落ち込みうつ病が悪化する。そんな場合には、人それぞれに特有の、落ち込み気分になる理由があるはずです。
つまり何かしらの理由があって、それに対応していないので気が滅入るということが繰り返されているだけなんです。
うつ病が悪化するという場合には、その原因となっているものに自分の心が影響されてしまっているんですね。
気分が沈む時にはその原因を取り除けるのが一番なんですが、その原因が季節だと取り除くわけにもいきません。
そんな場合には、冬ならではの気分が落ち込む理由ではなく、冬ならではの気分が盛り上がるものに心を向けていくことが対策になります。
冬だからこそ気分が盛り上がるものといえば、お鍋が美味しいとか、雪景色が綺麗で感動するとか、冬服のオシャレが楽しめるとかなんでもいいです。生活の中で冬を楽しむ要素をいれていきます。
ただ、うつ病だと気分転換も難しいので、ちょっとした楽しみで十分です。それだけでも、落ち込む心に少し元気を与える事ができます。
もちろんもっと本格的に気分のコントロールに取り組めば季節なんかは関係なく自分の精神状態を改善することはできます。まずは身近な冬の楽しみをみつけて、自分の心の回復の一助としてください。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法