うつ病になったサラリーマンの仕事で苦手だったこと
- 2014/5/17
- うつ病と仕事
今もうつ病で苦しんでいるサラリーマンの方が
大勢いらっしゃると思います。
私も以前はその一人でした。
毎日朝から夜遅くまで会社にいて
休みの日も仕事をしていました。
いかに会社から認めてもらうか
上司に評価してもらうかを
気にして仕事をしていました。
パワハラもひどい会社でした。
ストレスチェックのアンケートでは
いつも「危険です」との結果が出ていました。
■「どんな仕事やりたいの?」が苦手でした
そんなサラリーマン時代の私が
苦手にしていることのひとつが
1年に一回くらい人事の担当者から聞かれる
「どんな仕事やりたいの?」という質問でした。
これからの進路希望とか
そんな意味合いの面接で聞かれました。
なにをやりたいか聞かれても
普段から考えてなかったので
出てきませんでした。
「新しい技術を使ったシステム開発がしたいです」とか
あたりさわりのない事を言ってました。
答えが出てこないので
この質問は聞かれるのが嫌でした。
同僚の中には
これをすらすら答える人達もいて
自分とは随分違うなと思っていました。
すらすら答える人達の中には
やる気というか使命感のようなものを
持っている人達がいて
「立派な人達だなあ」と思っていました。
■うつ病克服のために真剣に考えました
そんな私も
うつ病になってそれを克服しようとした時に
自分が本当はどんなふうに生きたいのか
どんな仕事をしたいのかを真剣に考えました。
それが自分に活力を取り戻すためには
必要なことでした。
結果的には
カウンセラーという職業を選びました。
今は自営業ですし
どんな風に仕事をしていきたいか
これからのことも色々真剣に考えてます。
サラリーマン時代の私は
周りから認められることが
基準だったようです。
基準が自分ではなく
他人だったので
いまいちやる気も使命感も
感じていなかったんだと思います。
今では使命感を感じて仕事をしていた
同僚の気持ちもわかります。
■考えることから
うつ病になったということは
今の生き方や考え方を
見直すよいタイミングだと思います。
本当に自分はどう生きたいのか
真剣に考えるきっかけになると思います。
うつというのは
生き方や考え方を見なおして欲しいという
サインかもしれません。
苦しいので
悩みやうつ病の事ばかり
考えてしまうと思います。
ただ、本当にあなたを苦しみから
抜けださせてくれるのは
悩みの外にある何かです。
今まで探していなかった
楽しみや嬉しい事や生き甲斐を
探しだす時期にいるのではないでしょうか。
【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」
など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない
そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。
自分のペースで取り組んでいくことができます。
⇨自宅で取り組むうつ改善法