うつ病の治療で家族がやるべきこと

今回は
うつ病の治療をしている人の
家族がやるべきことです。

もしあなたのご家族が
いまうつ病で苦しんでいるなら
そんな時に身近な人間として
どう接したらいいかについて
お役立てください。

うつ病の治療中には家族はどう接したらいいのか

自分の家族が通院中、
こんな場合にはどう接してあげたら
いいのでしょうか?

「頑張って」と言ってはいけない
そんなことを
よく聞くかもしれません。

たしかにこう言われて
自分を追い詰めてしまったり
責められているように感じる人も
いるのだと思います。

ですから
ある程度は気をつけたほうが
いいかもしれません。

ただ、それよりも
知っておくべきことがあります。

うつ病というと
怠けているように見える人もいます。

やる気を出せばいい
朝は決められた時間に起きればいい
会社にきちんと出勤すればいい

元気な状態なら
そう考えるかもしれません。

ただ、うつ病について
知っておくべき大事なことは
本人も頭ではこういった正論を
理解しているということです。

頭ではこういうことを考えています。

やる気を出せばいい
朝は決められた時間に起きればいい
会社にきちんと出勤すればいい

でも、頭で考えていることに
心と体がついてこないのが
うつ病というものです。

治療している途中であれば
理屈ではいくら正論を考えても
それを実行するための
心と体がともないません。

そもそも、そういった病気です。

そのため家族としては
「本人も頭では理解しているが
それがうまくできない」
とわかってあげてください。

元気な状態なら
理屈どうりにできるかもしれません
うつ状態であればその理屈に
心と体がついていかないんです。

うつ病の治療をしている家族は何もできない?

もうひとつご家族のうつ病治療を
サポートする上で大事なのが
本人の力を取り戻すことを意識する
というポイントです。

病気で苦しんでいて
ずっと部屋に閉じこもっている
そんな状況が続きすぎるのも
よくはありません。

うつ状態から抜け出すためには
苦しんでいる本人が
自分の力を取り戻す
これが大切です。

そんために
ただ休んでいるだけでなく
本人が元気を出しそうな事に
導いてあげることが
家族にできるサポートです。

仕事などの義務や責任は
とりあえずはおいておく。

元気が出そうな趣味や遊び
好きな映画や音楽
そういった簡単なものから
まずは心の英気を養うよう
サポートしてあげるのがいいでしょう。

仕事のことで
自分を責めているようなら
仕事など関係なく
家族として大切に思っていると
教えてあげましょう。

こういったサポートをつうじて
本人が本来持っていた力を
取り戻していく
これがうつ病克復には大切です。


【追記】
「病院に行っても改善しない・・」
「家から出て病院に通うのもつらい・・」


など、つらい状況から抜け出したいのにうまくいかない

そう悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。

そんな方は自宅で取り組める改善法をやってください。

自分のペースで取り組んでいくことができます。

⇨自宅で取り組むうつ改善法


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